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コーギーがやって来た

最初が肝心

今までの環境からガラリと変わって不安いっぱいのチビコーギー
最初の3日間ほどは寂しくて鳴くことも多いだろう。家の人は可愛くて仕方なく相手したい気持ちもわかるが、そこはジッと耐えてゲージの中でゆっくりさせてあげよう。ほとんどの時間は眠ってるはずだ。

食事の前後などに少しだけ相手する程度にしておいて、それ以外は眠らせてこう。

悲しそうに「ク〜ン、ク〜ン…」と鳴いてくるが、鳴いたからといってゲージから出して「よしよし...」とやってしまうと【鳴けば出してくれる】と思ってしまうらしく、そう簡単には出してはいけない。 おもちゃなどはゲージ内にいれておけばいい。そのうちひとりで遊ぶようになる。

子犬も辛いだろうが飼い主側も辛い。
とにかく鳴いても我慢!

鳴くたびに何かをしてあげてたら【鳴けば願いがかなう】と思ってしまう。
そうなると言うことをきかない子になってしまう。
子犬のペースに合わさず、子犬を観察しながら人間のペースに慣れさすこと。

食事も子犬が鳴いてから与えるのではなく、人間のほうで時間と回数を決めて、その時間に出すようにする。もし食べなければ、すぐに片付ける。そして次の時間まで出さない。これがいいらしい。

ついつい「食べていいよ」とか「お腹がすいたら食べるだろう」とか、エサ入れたままの状態でエサ入れを放置するが、これは良くないらしい。

これが人間のペースと犬のペースの違いだろう。
可哀想と思っても人間のペースで貫くこと。

体調の事は、常に気をつけておこう。
ウンチの状態は、健康チェックに欠かせない。少しでも「違う?おかしい」と思えば、病院にでも問い合わせて効いてみよう。耳や目を掻くしぐさや身体を舐めたりするのも何かあると思ったほうがいいかもしれない。診てもらって何も無ければ、それでいいではないか。会話が出来ない以上、犬の仕草や鳴き声で人間側が気が付いてあげなければならない。

かかり付けの病院を見つけるのは大切なこと。
最初に健康診断にでも行っておくのもいいだろう。

トイレの躾(しつけ)は、初日からスタートだ

少しずつ慣れさすこと

子犬は何でも興味を示す。そして覚えていく。

いいことばかり覚えていけばいいのだが、その中からイヤなこと、キライな音なども出来てくる。キライことが増えれば増えるだけ、飼い主として困り事となってくる。

何事も徐々に慣れさせていかなければならない。

  • インターホンの音
  • 電話の音
  • 来客の声
  • 外を通るバイクの音
  • 外から聞こえる犬の鳴き声

とにかく音に対しては敏感だ!

  • 爪を切る
  • シャンプーをする
  • ブラッシングをする
  • 耳掃除をする

音以外にも体の一部を触られるのを嫌う。

これらは、慣れてもらわないと困る。
放っておいたら音がする度に吠えを始めるし、触ることが出来なければ清潔に保てない。

これらを訓練することは、子犬を飼った以上、避けて通れない。

すぐに慣れる子もいれば、いつまでたってもダメな子もいる。
訓練する側が下手なのかその子の警戒心が強すぎるのか、それはわからない。
飼育本やネットなど見てると方法はいろいろとあるようだが、キーワードは【エサで釣る】ことのようだ。

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