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犬の成長過程2

少年期(90日〜6ヶ月)

■体重:4kg〜7kg

ワクチン接種や狂犬病予防接種、畜犬登録も終わればお散歩デビュー

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体力もつき感情表現も豊になってきたチビコーギーちゃん。一生の中でも最も成長する時期だろう。

そろそろ【可愛さメーター振り切ってるだけの飼い主】を卒業し、お散歩デビューと同時に外での躾(しつけ)を始めなければならない。

よく言われる主従関係というやつだ。
それと人間社会を教える必要もある。

外に出始めたらいろんな物に興味を示すだろう。
あまりの騒々しさにビビってしまう子犬もいるだろう。

タバコの吸殻や缶ジュースのプルを拾い食いしたり、走ってる車に飛び掛ろうとしたり、また歩いてくるお年寄りに飛び掛ってしまい怪我をさせてしまう可能性も十分ある。

散歩中は四方八方注意しながらリードは短くしっかり持って、そして自分がボスであることを教えなければならない。

犬の躾(しつけ)も大変である。

また、この時期(5〜6ヶ月)は先天性異常が現れる時期らしいので、体の動きなどは常にチェックしておこう。

青年期(6ヶ月〜1年6ヶ月)〜成犬期(1年6ヶ月〜8年)

■体重:7kg〜10kg ⇒ 10kg〜13kg
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生後6ヶ月頃には永久歯も生え始め、1年を迎えたコーギーは体も胃の大きさも成犬並になっているものの、完全な成犬には成りきってないので十分な栄養が必要だそうだ。

6〜10ヶ月までは体格形成に重要な時期らしく、食事の内容や回数の切り替えを行うのだ。

1年6ヶ月を過ぎれば、もう立派な成犬だ。

体の成長も止まり子犬の頃ほど運動もしなくなるため、肥満に関する注意が必要である。肥満以外にも椎間板ヘルニアや尿路結石、糖尿病など、にも気をつけておこう。

老犬:シニア(8年〜)

■体重:10kg〜13kg

コーギーの寿命は、11〜14年。
動物医療の進歩やドックフードの改良などで寿命が伸びていても老犬になる時期には変わりない。

8年頃から徐々に始まり、個体差はあるものの老化の進行は進んでいく。

  • 耳が遠くなる
  • 目が濁り灰色がかる
  • 歯石がたまりやすく口臭がきつくなる
  • 被毛が薄くなり艶がなくなる
  • 口や耳周りの被毛が白っぽくなる
  • 筋肉が衰え体つきが弱々しくなる
  • 動作が鈍くなる
  • 寝ていることが多い
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