躾(しつけ)が必要な理由は、人間社会で生きていく犬にひつようなこと、
人間と犬との関係【主従関係】を確立するために必要なことである。
リーダーであるご主人は、犬に対していろいろと教えていかなければならない。
その基本として「お座り」「伏せ」「待て」「お手」がある。
ほかにも命令は沢山あるが、それらの入り口が【アイコンタクト】。
まず犬の名前を呼んでこっちをむかすこと。犬の目って表情豊かだ。
飼い主側も目で命令するくらいの気持ちになること。
次に時間は5〜10分程度の短い時間に集中さすこと。
長くやっても犬は途中で飽きてきます。
「今からレッスンだ!」と犬に教えてあげること。
例えばレッスンの時だけ専用のマットなどを決めておいてその上で行なう。
終わったら片付けるなどすると、犬はそのマットが出てきたらレッスンだとわかるようになる。
レッスンの終わりは、出来ずに終わるより命令に成功したタイミングのほうがいいらしい。
命令が出来れば、すぐに褒める。
犬は褒められるとうれしい。もう一度、褒めて欲しいと思い始める。
だから何をしたことを褒められたのかがわかるように、すぐに褒めること。
心から優しく「ヨシヨシ」や「ヨーシ」といって手で頭から背中、喉元を撫でてあげる。
反対にダメな時は、すぐに怒る。
そうしないと何に怒られてるのかわからない。
「ダメッ」とか「コラッ」と強い口調で表現する。
怒る時に名前を呼ぶと何かの時に名前を呼んだら、怒られてると勘違いするので名前は呼ばないように。
「ヨシヨシ」や「ヨーシ」、「ダメッ」とか「コラッ」とか言葉は短いほうがいい。
あとは統一することだ。
悪い例が「チビちゃん、出来たね!かしこいねっ!」
次に同じ事が出来ると「また、出来たね!すごいね!」
犬にしたら“ワケわかめ”である。
命令も同じだ。
「オスワリ」であって「オスワリできるかな?」ではない。
前後に何かの声かけがあっても一呼吸おいて「オスワリ」だ。
「オスワリ」と耳に聞こえたら座る。
座ると「ヨシヨシ」と言ってナデナデしてくれ美味しいご褒美がもらえる。
もう一度、撫でて欲しい。ご褒美欲しい。
早く「オスワリ」って言ってよ。。。と待っている。
これが犬の心理である。